「宝登山のロウバイを見に行きたい」と思い立ち、かねてからの夢だった秩父方面へ、突発日帰り旅行に行きました。
車の運転を避けたかったため、都内から電車で行けるルートを探したところ、池袋駅→西武秩父駅まで約1時間20分で行ける特急「Laview(ラビュー)」を発見。
チケットレスサービス「Smooz」を会員登録して使えば、発射直前まで特急券を買えるので突発の旅行にも便利です。
さっそく池袋駅で特急ラビューに乗車。
黄色いイスと開放感のある窓が特徴的です。
飯能駅で進行方向が変わるので、普段とは逆向きに景色が流れます。
1時間20分ほどであっという間に西武秩父駅に到着。
乗換駅として利用したのですが、思いの外賑わっていて驚きました。
前情報無しで来たので勝手に田舎の駅を想像していたのですが、お土産屋さんも充実していますし、駅前にはコンビニやファミリーレストランもあります。
さて、ここで昼ご飯を食べて長瀞駅に移動…のつもりでしたが、調べていたお店が満席&時刻表の確認ミス(昼の時間は秩父鉄道の本数が少ない)ということで、軽食を済ませ西武秩父駅をすぐあとにし、長瀞方面へ向かいます。
急いでいたので写真が全くないのですが…西武秩父駅から徒歩6本ほどの場所にある「御花畑駅」から長瀞駅へ行きました。電車で20分ほどで着きます。
移動中に同行人と相談し、体験予定だった長瀞ラインくだり(この時期は「こたつ船」)を見送ることに。時間的に、メインで行きたかった宝登山を存分に堪能できないと思ったからです。ここのエリアは夕方には営業が終わるお店も多いので、午前中から旅行しておくのが吉ですね。
長瀞駅に到着後、歩けそうな距離だったのでそのまま宝登山のロープウェイ乗り場に向かいました。
ちなみに、長瀞駅前で土休日は約15分間隔、平日約30分間隔でシャトルバスが運行しています(2024年2月時点)。なるべく疲れたくない方はこちらもおすすめ。
シャトルバス運行日が決まっているので、公式サイトでチェックしておきましょう。
宝登山神社の一ノ鳥居。ここから先は参道になっており、道幅も広く歩きやすいのでハイキングがてら歩いても気持ちいです(ただ、終盤で5分ほど山道を登る箇所があります。比較的緩やかですが、足腰が弱い方は要注意です)。
20分ほど歩いて宝登山ロープウェイ「山麓駅」に到着。ロウバイの時期ということもあり混んでいましたが、さほど待つことなくロープウェイに乗車できました。土・休日であれば15分間隔、往復1200円で乗車できます(2024年2月時点)。
5分ほどの空中度を楽しんで、「宝登山頂駅」に到着です。
さて、本当であれば今すぐろうばい園に行きたいのですが、もう一つの目的地「宝登山小動物公園」の営業時間が気になるのでそちらに向かいます。
5分~10分ほど案内図通りに歩き到着。
名前の通り、モルモットやヤギなど小動物メインの動物園です。
入ってすぐのところにモルモット。時間によって、触れ合いもできるみたいです。
気持ちよさそうに日向ぼっこしているリクガメ。
ふらふらと見ていると飼育員さんが「モルモットのイベントが始まります」アナウンスしてくれました。
「かわいいモルモットの橋渡り~モールウェイ~」。ネーミングセンスが良い。
モルモットのイベントを楽しんだあと、すぐ近くにいたラマやヤギに餌やりをしました。
エサ欲しさに、エサを持っていなくても近寄ってくるのがかわいい。
園内はシカやサルもいます。
サルは結構数が多くでびっくり。100匹は超えてそうでした。赤ちゃんざるも多くてかわいらしかったです。
この他、ヒツジやクジャク、タヌキ、キツネ、アヒル…などなど、小さめの動物園ながら見どころ盛り沢山です。
動物好きの方であれば、多めに時間をとった方がいいかもしれません。
後ろ髪を引かれる思いでしたが、時間がなかったので早めに動物園をあとにしました。
メインの目的のろうばい園に向かいます。
↓ろうばい園の詳しいレポートはこちら
ろうばい園を満喫したので、長瀞駅に向かいます。
山々の稜線がきれい。
さて、長瀞ラインくだり(この時期は「こたつ船」)は諦めたのですが、「岩畳」を見るのは諦められなかたので、帰りの電車を末までの間散策することにしました。
長瀞から岩畳までは徒歩圏内なのでアクセスが楽です。
メディアで何度も見た景色。実際に見れて幸せだなぁ。
冬のキンと冷えた空気も魅力ですが、今度は夏にきて新緑を楽しみたいですね。
帰りの電車の時間になったので帰ります。
長瀞駅→御花畑駅に向かい、西武秩父駅まで歩き、西武秩父駅から池袋駅へ帰ります。
憧れだった秩父にこれて良かった。ライン下りリベンジもかねて、また来ます。