先日、東京~三重旅行での乗換駅として名古屋駅を使用。その際に初めて「スマートEX」を使用したのですが、紙の切符を管理する手間もなく楽々移動することができました!
一度、購入~使用まで慣れてしまえば圧倒的な手軽さにハマること間違い無しの、「スマートEX」の使い方を解説します。
スマートEXの使用方法
スマートEXは
会員登録→乗りたい新幹線を予約(指定席もここで予約)→使用するICカードを紐づけ→改札通過
でチケットレスで新幹線に乗ることができます。
自由席であれば好きな席でそのまま乗車できますし、指定席の場合でも車掌さんに予約情報を見せることもありません(鉄道会社側が予約された席を把握してるため)。
また、以下の条件で時刻や席の変更が可能です。
EX予約専用ICカードや乗車用に登録した交通系ICカード等での改札入場前またはきっぷの受取前、かつ変更前の列車の出発時刻前なら、スマートフォン・パソコンから何度でも変更できます。
【変更】区間や設備、座席位置の変更はできますか?(https://expy.jp/faq/category/detail/?id=47)
突発のお出かけなら、余裕を持った遅めの便を予約しておいて、予定より早く帰りたかったら後から時刻変更をする…というようなこともできます。
新幹線に乗車するには、乗車券と特急券の2つが必要です。
大まかに言うと、乗車券は「乗っている区間の料金」で、特急券は「新幹線に乗るための料金」。
そのため、チケットレスサービスが始まる前は「最寄り駅~目的地までの乗車券」と「新幹線駅~目的地最寄りの新幹線駅までの特急券」と2種類の紙の切符が必要でした。
例)秋葉原駅から名古屋駅に、東京駅(新幹線駅)経由で行きたい場合、
・秋葉原駅~名古屋駅の乗車券
・東京駅~名古屋駅の新幹線の特急券
の計2枚が必要。
また、鉄道会社や乗車ルートによっては、紙の特急券を巡回している車掌さんに見せる必要がありました。
スマートEXの注意点
スマートEXは便利な半面、注意点がいくつかあります。
ICカードの指定を忘れない
新幹線を予約後に「ICカードの指定」をする必要があります。チケット自体を紙で受け取ることもできるのでICカードをしていないと乗れない…ということは起きないのですが、チケットレスの強みを活かすなら予約後にICカードの指定をしておきましょう。
1回の予約で複数人の席を予約している場合、その人数分のICカードの登録が必要です。
改札機で「EXご利用票」を取り忘れない

改札通過後、「EXご利用票」が改札機が出力されます。あくまで利用票なので「これがないと乗車できない」ということはありませんが、取らずに改札を出るとゲートが閉まって後ろの人に迷惑をかける恐れがありますし、「EXご利用票」に乗車予定の新幹線の時刻や席が書いてあるので取ったほうが便利です。
スマートEXの利用シーン
スマートEXは、空席があれば直前(列車発車時刻4分前)まで予約が可能です。また、予約変更も列車発車時刻4分前まで可能。そのため、
- 急ぎで新幹線を使う用事ができた
- 当日何時に家を出れるか分からないので、ギリギリまで新幹線予約をしたくない
- 旅行先で帰りの新幹線の時間を決めたい
- チケットの発券が面倒くさい
というときに使うのが向いています。
ただ、当日購入となると早割が効かないので、通常価格での購入となります。あらかじめ予定が決まっているなら、「EX早特」の選択肢もありますし、鈍行でもいいなら「ぷらっとこだま」の方が圧倒的にお得です。
あくまで、急ぎの用事ができた場合や、予約時間に縛られたくないときに使うのがおすすめです。
↓スマートEXで東京→名古屋・伊勢・鳥羽方面へ旅行に行きました。