6月といえば、東京各地でアジサイが見ごろを迎える季節。
「有名スポットもいいけれど、静かに季節の花を楽しみたい」という方は、東京都荒川区の「宮前公園」を散策してみるのはいかがでしょうか。
観光スポットというよりは地元の憩いの場として親しまれる公園ですが、実はアジサイとバラが同時に楽しめる隠れたスポットでもあります。
この記事では、6月上旬に訪れた体験をもとに、宮前公園の見どころや雰囲気をご紹介します。
宮前公園ってどんなところ?|アクセスと基本情報

宮前公園は、東京都荒川区東尾久の住宅地にある公園。
都電荒川線「宮ノ前駅」から徒歩1分ほどの好立地にあり、近隣には尾久八幡神社や熊野前商店街もあります。
基本情報
- 所在地:東京都荒川区東尾久8丁目45−22
- 最寄駅:都電荒川線「宮ノ前駅」徒歩約1分
- 入園料:無料
- 開園時間:常時開放
- 園内設備:遊具・洋風庭園・芝生スペース
園内には尾久図書館や季節の花が見られるガーデン、芝生で遊べる多目的広場など見どころが多いスポットです。
6月上旬の見どころ|アジサイとバラの共演が楽しめる貴重な時期
今回訪れたのは6月のはじめ。ちょうどアジサイが咲き始めるタイミングに合わせて行ってきました。


園内を歩いていると、白いアジサイがちらほらと姿を見せ始めています。

宮前 花と緑の保育園とテニスコートの間の道沿いにある植え込みや、「夕焼け色のローズガーデン」でアジサイが咲いていました。


2025年は一部で囲いができていましたが、2024年は写真のように見事に花を咲かせていました。
洋風庭園に咲くバラ|フォトジェニックな花スポットも

宮前公園内には4つのガーデンエリアがあります。その中でも特に、北側にある「夕焼け色のローズガーデン」ではバラとアジサイのコラボレーションが実現。
白いアジサイの横に、ピンクのバラがふわりと咲いている風景は、思わずカメラを構えたくなる美しさです。
宮前公園のアジサイを楽しむコツ|おすすめの訪問時期

アジサイは6月中旬ごろまで楽しめそうですが、バラとの共演を見たいなら6月上旬がベストタイミング。
花の色づきは年によって前後するので、気温や天気を見ながらタイミングを調整するのがおすすめです。
撮影に行くなら平日か休日の朝早くが◎
宮前公園は広々と遊べるエリアや図書館があったりと地域の憩いの場でもあるので、休日には多くの人で賑わいます。
アジサイやバラが咲くエリアが特別混雑することはありませんが、大人の散策エリアや子どもたちの遊び場であることは変わりません。
静かな雰囲気でのんびりと眺めたい場合は、平日(できれば、小学校が終わる前)に訪れたり、休日の場合はお昼時などピーク時を避け、朝早くに訪れるのがおすすめです。
まとめ|街角で見つけた、心やすらぐ花時間
東京都荒川区の「宮前公園」は、知る人ぞ知るアジサイとバラのコラボスポット。
決して派手さはないけれど、静かで穏やかな時間が流れる暮らしの中の花の名所です。
アクセスも良好で、近隣に立ち寄りスポットも多いため、ちょっとした散歩コースやおでかけルートに組み込むのもおすすめ。
6月の花散歩に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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