ここ数日で見頃を迎えた情報を得て、「小岩菖蒲園」と「堀切菖蒲園」の都内の花菖蒲スポット巡りに行ってきました。
どちらも京成線沿線にあり、電車1本で行き来できるのが嬉しいポイント。また、最寄り駅から徒歩圏内なので初夏のウォーキングにもぴったりです。
初夏ではありますが梅雨の時期でもあったので、暑さと湿気対策を行って遊びに行きました。
小岩菖蒲園 — 江戸川のほとりに広がる花景色
最初に向かったのは、小岩にある「小岩菖蒲園」。
京成本線「江戸川駅」から歩くこと約5分の江戸川河川敷にあります。北口から出て右方向に進めばすぐに付くのでわかりやすいです。

土手に上ってみると、遠くに菖蒲園が見えます。

近くに来てみると、まさに「お花畑」といった感じ。

田畑の中に菖蒲園があるので、周りも開放感があります。

土日・前日が雨・見頃という条件が重なりましたが、人は多くとも歩くスペースには余裕があり、菖蒲を鑑賞するには何も困りませんでした。
事前にSNS上に上がっていた「見頃前」の写真も参考にしましたが、さすがに全体的に寂しい様子。大混雑するスポットでもないので、できれば見頃の時期に行ってほしいです。

電車とともに菖蒲が見れるスポットとしても有名。

アジサイも植えてあり、アジサイと菖蒲を同時に楽しめスポットにもなっています。
堀切菖蒲園 — 江戸時代から愛された花の聖地
次に足を運んだのが「堀切菖蒲園」。

京成本線「堀切菖蒲園駅」から歩くこと約10分、住宅地の中に突如花畑が広がります。


こちらはまさに「庭園」といった感じ。開放的な「小岩菖蒲園」とはまた違う、慎ましやかな魅力を感じます。

「葛飾菖蒲まつり」が開催中ということもあり、より「観光スポット」を感じるのは堀切菖蒲園でした。
都内おすすめの花菖蒲スポットも足を運んでみたい
今回は「京成線沿線」という条件で2スポットのみの花菖蒲巡りでしたが、都内には他にも数多くの花菖蒲スポットがあります。落ち着く場所が多いので、癒やしを求めて散策するのもおすすめです。
明治神宮御苑
明治天皇が「うつせみの 代々木の里は しづかにて 都のほかの ここちこそすれ」と詠まれた御苑。
江戸時代初期から加藤家、井伊家の下屋敷という歴史もあり、明治時代に宮内省の所轄となって「代々木御苑」とよばれてきました。
明治天皇が昭憲皇太后の為に植えた花菖蒲は、現在も大切に守り育てられており、6月には約150種1,500株が美しく咲き誇ります。
皇居東御苑
皇居の東側に広がる東御苑は、かつて江戸城の本丸・二の丸があった歴史のある庭園です。
現在は一般に公開しており、誰でも自由に散策できます。
広大な園内には季節の花が彩り、二の丸庭園では約84種、3,000株ものハナショウブが咲き誇ります。
水元公園
水元公園の花菖蒲園は、都内最大級の花菖蒲の名所です。
15の区画に分かれた菖蒲田には約100品種、1万4,000株もの花菖蒲が咲き誇ります。
5月下旬から6月中旬にかけて見頃を迎え、この時期には「菖蒲まつり」も開催。
土日にはさまざまなイベントが行われます。