住宅街に佇む川越八幡宮。
JR川越駅から近いこともあって、フラッとお参りに伺いました。
境内には「厄割桃」「目の神様」「縁むすびの木(夫婦イチョウ)」「ぐち聞きさま」「民部稲荷神社」など、見どころがたくさん。
恋愛成就に悩んでいる方や、愚痴が溜まっている方、目の健康を願いたい方、足腰の健康を願いたい方…など、様々な方におすすめのスポットです。
訪問時期:2020年10月
滞在時間:10分ほど(御朱印を頂くなら+5分ほど)
川越八幡宮の境内や見どころ
川越八幡宮は
- 灯籠の並ぶ「参道」
- 花手水が実施されることがある「手水舎」
- 愚痴を聞いてもらえる「ぐち聞きさま」
その他、ご利益スポットが多数有りと、見どころ満載の神社となっています。
参道と拝殿
こちらは、2つある参道のうちの1つ。八幡通りから入った参道です。
※境内から鳥居の方向へ撮影しています。
朱塗りの灯篭が並ぶ美しい参道で、夜になると灯篭が灯り、幻想的な雰囲気になります。
緑色の屋根が素敵な御拝殿でした。初詣には多くの人で賑わいます。
花手水
川越八幡宮は、川越市内の社寺の中でも、定期的に花手水を行っている場所の1つです。
普段の手水舎はこのようになっています。
ぐち聞きさま
川越八幡宮には聖徳太子の姿をした「ぐち聞きさま」と呼ばれる像があります。
聖徳太子の「一度に10人もの訴えを聞き分けた」という伝説に由来しており、ぐち聞きさまの前の椅子に座って、悩みを打ち明けられるようになっています。
川越八幡宮のご利益
川越八幡宮は、「縁結び」「眼病平癒」「足腰健康」などのご利益で有名です。
縁結び(縁むすびの木〈夫婦イチョウ〉)
神職さんに植えられた雄雌2本のイチョウが、いつのまに1本に寄り添うようになったことから、縁結びの木とうわさが広まりました。
「良縁に巡り逢う」と言われることから、多くの若い女性が手を合わせて拝んでいるそうです。
恋愛にちなんだお守りもあります。
安産祈願(安産・子宝の乳)
先ほどご紹介した「夫婦イチョウ」から生まれた新たな命(乳)に両手で触れ、手を合わせて念じると安産・子宝のご利益があると言われています。
眼病平癒(目の神様)
「眼病平癒」の御祭神として崇められる大国主命(おおくにぬしのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られています。
厄除け(厄割桃)
桃玉を「厄よ去れ!」と念じながら厄割石に投げつけることで、厄を落とせると言われています。
足腰健康(民部稲荷神社)
相撲が得意で、人間に化け「民部」と名乗っていた老狐を、足腰の神様として祀っています。
駅伝などのスポーツ選手が参拝していることでも有名です。
川越八幡宮の御朱印
頂いた月:2020年10月
当時の初穂料:500円
御朱印には、川越八幡宮のご神鳥でもある「鳩」があしらわれています。
10月なので「神無月」の朱印が押されていました。
この世情のためか、アマビエもいてかわいらしいです。
御朱印を頂いた際に、「御朱印 幸運の鳩探し」の挟み紙を頂きました。
境内には「鳩」をモチーフにしたものがたくさんあるようです。
御朱印は社務所で頂くことができます。
表参道(川越街道から少し入ったところ)から入ってすぐ右手にあります。
川越八幡宮のご由緒
1028年(長元元年)に房総三カ国(上総国、下総国、安房国)に広がった平忠常が起こした反乱「長元の乱」を鎮圧するために、源頼信が川越の地で必勝祈願を行いました。
頼信の祈願後、見事戦いに勝利することができたため、神様の御神威に感謝し創祀したのが「川越八幡宮」です。
八幡宮の総本社(宇佐神宮)から勧請されたと伝えられる格式高い神社であり、関東圏の多くの方に参拝されています。
川越八幡宮へのアクセス方法
住所 | 〒350-0045 埼玉県川越市南通町19−3 Google マップで見る |
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アクセス | 東武鉄道・JR川越駅から徒歩6分 |
駐車場 | あり(無料) |
「川越駅」から「川越八幡宮」へ徒歩で行くルートはこちら。