春の花散歩にぴったりの季節。
東京都荒川区にある宮前公園では、5月上旬に春バラが見頃を迎え、美しい花々が公園内を華やかに彩っていました。
今回は、実際に宮前公園を訪れた体験をもとに、4つのガーデンの様子やバラの開花状況、公園の雰囲気などを詳しくご紹介します。
近くにお住まいの方や、バラスポットを探している方は、ぜひ参考にしてください。
宮前公園ってどんなところ?

宮前公園は、東京都荒川区にある住宅街にある公園。
6つのエリア(親水エリア、ガーデニングエリア、子育てエリア、スポーツエリア、文化創造エリア、広場エリア)があり、南北に広がっている公園です。
園内には、バラや季節の花々が咲き誇る4つのテーマガーデンが整備されており、春から初夏にかけては、色とりどりのバラが見頃を迎えます。
春バラの開花状況|5月上旬、まさに見頃でした

私が訪れたのは、GW真っ只中の5月上旬。夕方ということもあり、人も多くなくのんびり散策できました。


園内にある4つのガーデンでそれぞれ花が開花しているのですが、特に「夕焼け色のローズガーデン」に咲いているバラは大ぶりで見応えがあります。


ガーデンアーチが目を引き、まさに洋風庭園といった感じです。
4つのガーデンで花さんぽを楽しむ
宮前公園内には、テーマごとに分かれた4つのガーデンがあり、訪れる人を飽きさせません。
① ローズガーデン|季節の花が咲き誇るスポット
バラや宿根草をメインに、季節の花を植えているのが「ローズガーデン」。
すぐ近くの「尾久図書館」からの眺めもよく、落ち着いた雰囲気で花を鑑賞したい方におすすめスポットです。
② ローズマニアガーデン|スイレンと花のコラボが楽しめる癒しの池周辺
スイレン池の周囲に広がるのが「ローズマニアガーデンエリア」。
ここでは、ドイツ語で「水のバラ」とも呼ばれるスイレンが水面に浮かび、周囲にはバラの関連植物が植えられています。
夏の「ムクゲ(シャロンのバラ)」や冬の「クリスマスローズ」など、バラが開花していない時期でも「バラ」の雰囲気を楽しむことができます。
③ メドーガーデン|ナチュラル志向の草花が咲く草原風ガーデン
園内を進んでいくと現れるのが、自然風の植栽が特徴の「メドーガーデン」。
まるで草原をイメージしたような空間には、季節の草花がナチュラルに咲き、都会の喧騒を忘れさせてくれる穏やかな雰囲気が広がっていました。
特に春から初夏にかけては、さまざまな草花が色とりどりに咲き誇り、花の香りと風の音に癒されながらのんびりと過ごせます。
④ 夕焼け色のローズガーデン|オレンジ系の花々が夕方に映える静かなスポット
公園の多目的広場の奥に位置するのが、「夕焼け色のローズガーデンエリア」。
その名の通り、オレンジやアプリコット系の温かみある色合いのバラや草花が植えられており、特に夕暮れ時に美しい景観を見せてくれるスポットです。
ベンチやパーゴラも設置されているので、散策の最後にひと休みするのにもちょうど良いエリアです。
アクセス・基本情報
基本情報
- 所在地:東京都荒川区東尾久8丁目45−22
- 最寄駅:都電荒川線「宮ノ前駅」徒歩約1分
- 入園料:無料
- 開園時間:常時開放
- 園内設備:遊具・洋風庭園・芝生スペース
最寄り駅から近く、園内にはベーカリーもあるので、ふらっと散策するのにもおすすめの公園です。
まとめ|バラ好きにはぜひ訪れてほしい癒しの公園
宮前公園は、都心からアクセスしやすい場所にありながら、本格的なバラガーデンでバラ散策が楽しめる隠れスポットです。
特に春バラが満開になる5月上旬は見応え抜群。4つのガーデンそれぞれに個性があり、写真映えもするので、カメラ片手に訪れるのもおすすめです。
「荒川区でバラが見られる場所を探している方」や、「季節の花を楽しみたい方」にぴったりのお出かけ先として、ぜひ候補に入れてみてください。
▼6月はアジサイとバラのコラボレーションを見ることができます